初心者向けの株式投資
株式ってなんでしょう?
株式投資を学ぶ前に、まず会社がどのようにして起こったのか考えてみましょう。
これが理解できれば「株式投資は危険なもの」という気持ちをなくすことができるでしょう。
株式投資は正しい知識を持って始めたいものですね。
本日、ご紹介させて頂く内容は4点になります。
- 株式市場と日経平均255
- インカムゲインで会社の価値を調査
- キャピタルゲインで株価の価値を知る
- 株価を変動させる要因
株式投資を始める前に必ず理解してほしい内容をピックアップして紹介しますので、ぜひこの機会にご利用ください。
株式市場と日経平均225
「日本の株価が上がった」とは日経平均が上がったことになります。
高得点をとっても平均点によって喜びは違う。株価も平均のなかで見る必要がある。
株式市場では、株多くの銘柄の株式が売買されています。人気のない銘柄の株価は下がり、人気のある銘柄の株価は上がります。
また、世の中の投資家、とくに機関投資家が株式を積極的に売買するときは、どの銘柄も全体的に値上がりするのです。
株式の売買に積極的にならないときは、逆に全体的に値下がります。こんなときは、個別の銘柄の値動きも、自然全体の風向きに左右されます。
日経平均はデータの連動性において問題あり
運用の世界fでも個別銘柄の動きだけでなく、株式市場全体はどうなのかということが常に意識されます。
この株式市場全体の動きを、客観的に示すのが株価指数です。株価指数には、その判断基準によって、いくつかの種類があります。
株価指数のなかでいちばんポピュラーなのは、「日経平均」です。
みなさんもテレビやラジオ、新聞などで、一度は耳にしたことがあるはずです。「日経平均」は、日本経済新聞社が、東証第一部に上場している会社から、日本を代表する会社225社を選んで、その株価を毎日平均しています。
「日本の株価は上がった、下がった」という話をするときは、「日経平均」を指すことが多いのです。
「日経平均」は、225社の株価を平均して求めますが、単純に足して225で割っても答えは合いません。
増資や株式分割といった、株価が大きく変動する要因を考慮しています。その結果「日経平均」は、これらの要因を影響を受けることなく、連続性が保たれることになるのです。
「日経平均」は、現在の株式市場に語るのになくてはならない指数に違いありません。
インカムゲインで会社の価値を調査
会社の価値を決めるのはインカムゲインだ
会社は積極的に利益を上げ株主に配当として還元する必要がある
株式会社は、株主の出資によって成り立っています。出資者は大切な資金をボランティアで提供してるわけではありません。数多くある資金の運用方法から、株式会社への出資を選んだのには、その事業や企業に魅力があるからに違いありません。
株式会社は、出資を受けた資金を利用して事業を行います。その事業は、株主からの期待を背負っている以上、中途半端に行うことはできません。それは言い換えれば、事業を通じて積極果敢に利益を上げていかなければならないということです。
株式会社が上げた利益は、その一部が配当として株主に還元されます。
事業を継続しつつ、株主に対して利益を還元する。これが配当なのです。しかし、場合によっては次のようなことが起こります。
株式は、お金に換えることができます。株式をお金に、あるいはお金を株式に変換するときの価格を「株価」=(株式の価格)と呼びます。ここでは、仮に「株価」が一定だったとしましょう。10.000円を出資したら、株式をお金に交換するときも10,000円で戻ってくるとします。出資の対象は、A社とB社があります。
1年後、順調に利益を上げたA社の場合は手元に10,500円が残りました。10,000円の資金が500円のお金を生んだのです。しかし、利益を上げられなかったB社は株主に配当することはできません。みなさんの手元には10,000円が残っただけです。
利益のおすそ分けであるインカムゲインは株式会社の価値を決める
配当のように、株式を持っているだけで得られる利益を「インカムゲイン」と呼びます。
先ほどの例でいえば、A社の株式から得られる「インカムゲイン」は500円で、B社は「インカムゲイン」が得られないということになります。ほかの条件が同じなら、「インカムゲイン」は多いに越したことはありません。「インカムゲイン」は、株式の価値尺度の一つとして、すなわち株式会社の価値尺度の一つとして重要な意味を持つのです。
キャピタルゲインで株価の価値を知る
株価の価値を知る第2の要因はキャピタルゲイン
内部留保によって事業が大きくなり株価そのものが上がることがある
1時間目のレッスン5を思い出してください。株式会社が利益を上げたときに、会社はその利益をどうしたでしょう。
1つは配当。もう1つは内部留保でした。
株式会社の2つめの価値尺度は、この内部留保によって生まれます。つまり株式会社自身が成長するという事です。
株師会社は、株主から受けた出資金を元手に事業を行います。事業が成功し利益が上がれば、そのすべてを配当として株主に還元するのではなく、一部を内部留保として手元に残します。
手元に残った資金は、元々の資金に加算され、次の年はさらに大きな元手で事業を行います。当然事業の規模は、大きくなっていきます。これが株式会社の成長です。
仮に株価が、株式の価値にピッタリ連動するとしましょう。ここで、1,000人が集まって10,000円ずつ出資してA社を設立します。もちろんみなさんも出資します。この株式会社の価値は、10,000,000円で、みなさんの持っている1株は10,000円分の価値ということになります。
A社は、集めた資金を使って1,000,000円儲けました。これをすべて内部留保したとしましょう。当初の資金に1,000,000円を加えて、現在のA社の価値は11,000,000円となります。
みなさんはA社の1,000文の1を所有しているのですから、それぞれの持ち分は11.000円分となります。
みなさんの持っている株式は1株です。1株は、どう転んでも1株です。しかし、その1株の価値が11.000円に増えたのです。ここでは、株価は株式の価値にピッタリ連動すると仮定していますから、お金に交換すれば11.000円のお金が手元に入ります。11,000円の資金が、1,000円というお金を生んだのです。
もともとのお金が成長して増えることをキャピタルゲインという
株式をお金に交換したときに、お金を株式に交換したときより高ければ差額分が儲けとなります。
先ほどの例でいえば、A社株式を手放し、お金に交換することで得られた1,000円の儲けを「キャピタルゲイン」と呼びます。
この「キャピタルゲイン」のもととなる株式会社自身の成長は、株式会社の重要な価値尺度となります。
株価を変動させる要因
噂や流行によって株価は変動する
株価は人気投票のようなもの。だから短期間で変化する
株価は、会社の価値を常に意識しながら、市場経済の仕組みにしたがって上下します。結果として、価格は価値からかい離していきます。
本来、価値は、短期間の間に上下するようなものではありません。しかし、価格は違います。人気投票である以上、さまざまな要素によって短期間に大きく動きます。
市場経済では、価格は情報と思惑に翻弄されながら決まります。
数えきれない要因がありますが、その一部を見てみましょう。
感情に左右されると株価は大きく動く
情報は、大きな要因です。一言で情報といっても、ピンからキリまであります。確実性の高いものから、限りなく噂に近いものまであります。
つまらないものから重要なものまで、よく知られたものからまったく知られてないものまであります。この一つ一つが株価を動かす要因となります。
噂程度でも十分株価は動きます。
自動車メーカーがA社とB社2つあります。「B社は、この秋すごい車を発表するらしいよ!」という噂を聞いたとしましょう。みなさんは、どちらの会社が伸びそうな気がしますか?
B社のほうが伸びそうな気がしませんか。だとすれば、この噂はB社の株価を上げるのに十分な効果を発揮したといえるでしょう。
流行の変化や環境の変化なども大きな影響を及ぼします。
法律が変わるという噂が流れれば、その法律の影響を受ける会社の株価の影響が出るでしょう。来年スケートが流行るといえば、スケート用具のメーカーの株価は上がるでしょう。社長の交代や、新しい事業分野への参入など、いろいろなことが考えられます。
銘柄の流行もあります。最近では、ハイテクを中心とするITブームや、バイオテクノロジーブームがありました。
株式を購入する人のなかには、株式の価値に関係なく、ただ単純に株価が上がっているというだけで購入する人もいます。株価が上がっているというだけで購入するのであれば、株価は上がり続けます。
論理的な判断なく感情に左右されるとき、株価は短期的に大きく動きます。そして感情に左右されることが多いのもまた事実なのです。
いかがでしたでしょうか?
株式投資を始める人にとってはまだ難しい内容かもしれません。
慣れていけば色々な株式用語にも慣れ、簡単に投資を行う事ができるでしょう。
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